2008年9月12日(金)発売の『電撃DS&Wii Vol.3』の10〜11ページにて、『KINGDOM HEARTS coded』に関する野村哲也氏のインタビュー記事が掲載されています。
『KHモバイル』でアバターを作成し手のひらの世界の住人になろう!
――携帯電話でスタートする『KHモバイル』は、どんなサービスでしょうか?
野村:『KH』関連の情報や要素を詰め込んだポータルサイトですね。『KH』シリーズのゲーム情報が見られたり、待ち受けの画像や着メロが手に入ったり、ここにアクセスすれば『KH』のモバイル関連すべてのものが手に入るようなシステムにしようと計画中です。ただ単なる総合サイトっぽくなるのはつまらないので、自分の分身(アバター)を作成できるようになっています。ですので、待ち受けの画像とか着メロがほしいときは、アバターを操作して、街のショップに行って購入(ダウンロード)してもらうことになりますね。
――1度作成したアバターを変えることはできますか?
野村:それはもう自由にしていただいて(笑)。顔はソラにして、体をリクにすることもできます。アクセサリやコスチュームとか、顔や髪型のパターンも少しずつ追加されていくと思いますので、けっこうなバリエーションになるんじゃないでしょうか。
――アバターの商品のほかに、サイトの情報や購入できるアイテムが更新されることはありますか?
野村:定期的に更新していこうと考えています。それによって購入できるアイテムが増えたり、できればシーズンごとのイベントなんかも開催していきたいですね。
――『KHコーデッド』も『KHモバイル』のなかの1つのコンテンツと考えてよろしいのでしょうか?
野村:そうですね。まず『KHモバイル』に接続してもらってから『KHコーデッド』を選んでプレイする形になると思います。
――サービスのスタートはいつごろになりますか?
野村:現在、秋という告知をしていますが、なんとか東京ゲームショウよりも前にポータルサイトはオープンできるようにと鋭意開発中です。とくに更新がなくても、ちょこちょこ触って楽しいような場所にしたいなと。
『KHコーデッド』のキーワードは「触れてはいけない秘密」
――『KHII』の後日談ということで期待の高まる『KHコーデッド』ですが、その見どころを教えてください。
野村:内容としては『KH チェイン オブ メモリー(以下、COM)』に近い感じですね。知らなくても支障はありませんが、知っていたほうが『KH』の理解度をより深めることができる。ですから『KH』が好きだと言ってくれる人には、ぜひプレイしてもらいたいと思っています。
――具体的にはどんな展開でしょうか?
野村:謎のメッセージが残されたジミニーメモのなかを探る物語ですので、『COM』のように過去に訪れた場所に行くことになります。ただ『COM』の場合は『KH』を踏襲するようなドラマが展開して、その合間にオリジナルのエピソードが入ってきましたが、『KHコーデッド』の場合、同じトラヴァースタウンを訪れても何かが違っています。それはなぜか? という部分をクローズアップしていく内容になっています。
――ずいぶん深い物語が展開しそうですね。
野村:横の幅はそれほど広くありませんが、奥に深い物語になっていますね。先日のプライベートイベントで公開していたプロモーションビデオに「触れてはいけない秘密」というキーワードを収録しましたが、全体的にそういったイメージの作品になっていますね。
――矢印が表示された画面写真が新たに公開されましたが、これは攻撃する方向の指示でしょうか?
野村:矢印はキーの入力方向を指示したものですね。指示された順番にキーを入力するだけで、簡単にコンボが出せるシステムになっているんです。操作部分はモバイルに適したものにチューニングしてありますので、普段、携帯電話を操作するのと同じ感覚でプレイできるようになっています。
――『KHコーデッド』も配信形式でしょうか?
野村:そうですね。ただ、いきなりラストまで内容を配信したりはしません。『KH』シリーズは世界を移動しながら物語を進める作品ですので、それを踏襲する形で徐々に新たな世界を配信していこうかと考えています。